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ギターアンプ7号機③ メインアンプ配線図

2018-07-11

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皆様こんにちは。工場のハムでございます。

本日は現在製作中のギターアンプネタ、メイン部の配線図を紹介してみます。

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じゃーん。

メインの入力は2系統設けて、-10と+4dBの2種類の入力レベルに対応しています。-10dBの方は増幅段が1段多いです。その出力はカソードフォロアにしているのですが、特に深い意味は無く、片球余って勿体ないからカソードフォロアで出力しとくか程度。

ちなみにプリ部でもそうだったんですが、ギターアンプでは定番である直結カソードフォロアに何故していないかというと、5755の場合12AX7と違って制約が多いからなんです。

まず、ヒーター~カソード間の耐圧が70Vと低いので、プレート電圧240Vで直結にするとカソード電位が120V位になり、大幅にオーバーしてしまう。

じゃあヒーターバイアス掛ければ良いじゃないかと、70V位のバイアス電圧を掛けると、今度はカソード電位が低い方の片球が発振してしまい、どうにもならない。カソード側の電位が高い場合は、どうもカタログスペックの耐圧70Vより低くても、カソードからヒーターに電流が漏れてしまうみたいです。

球の個体差とかでたまたま発振しない時の音は、歪が多少増した上にギラギラした感じになるので、直結の音は捨てがたいのですが。そんな理由で安定度を優先して、自己バイアスのカソードフォロアにしています。

次にムラード型で信号を反転させて、終段に送ります。この2本の球は相変わらず5755を使用。

出力管はEL34をプッシュプルにて。電流は多めに流すようにしてますが、まあ普通の5極管動作。プレート電圧は400Vで、プレートとスクリーン合わせた電流は、1本当たり大体120mA位。これで35Wの出力を狙います。

オーディオ用途で設計する場合は、こんなギリギリの値を狙わないのですが、まあギターアンプですから出力優先でいいじゃないですか。みたいな考えですね。

EL34はJJ製を使用。ムラードやテレフンケンなどの貴重なヴィンテージ管を、真空管は消耗品と割り切った回路には流石に使えないので、スベトラーナやエレハモなど現在も製造しているEL34を色々差し替えて試してみたところ、JJの中域が一番厚く音が太く聞こえるので、これにしました。

スピーカー出力から反転段に軽く負帰還を掛け、その量をボリュームで調整できるように(プレゼンス回路)してあります。

電源部は整流管とチョークコイルを使った何の変哲もない回路。整流管は5R4GAというフィリップス製の直熱管を使用。大電流を取り出せるので、この回路に流れる合計250mAを1本で賄えるものの、電圧ドロップが物凄く大きくてB電圧はトランスの400Vタップと同じ位という、物凄く癖のある球なんですが、その内部抵抗の大きさ故に音が良いことと、軍用管ならではの造りの良さが魅力的という理由で採用しています。

今まではリップル除去にFETとか使用してましたが今回は採用せず、整流後のインプットコンデンサは5R4GAのデータシート通り4μFに。今では整流回路に使用するには驚くほど少ない値ですが、そこから試していこうかと。

並行してパーツ集めも進めているのですが、ここのところトランスの入手性が悪くなるばかりで、アウトプットトランスは受注生産のため3週間待ちとか。まあ今時真空管アンプ専用の部品なんて趣味で自作向けしか需要がない品ですし、35Wのプッシュプル作ろうという人は更に少ないでしょうからねえ。

特注サイズのシャーシは完成しているので、トランスなど大物部品が揃ったら次はレイアウトを練っていこうかと。

 

 

 

 

 

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