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タイミングベルトの話

2013-08-04

営業ブログ

こんにちは工場のハムでございます。

一応メンテナンスネタは豊富な筈なんですが、暑さのせいか今日のテーマは何にするか中々まとまらずで。
うーん。
どれにしようかなあ。みたいな感じで悩んでました。
そんな時は基本的なことからが良いかな。ということで。
タイミングベルトについて書いてみたいと思います。

フェラーリでは、308の初期型や365BBから、モデナのストラダーレまでの間ですから、タイミングベルトは実に30年使われてきた定番の機構です。
ちなみに当時V8とV12ボクサーがタイミングベルトでも、コロンボ系統のV12気筒エンジンはタイミングチェーンでした。
その辺り考えると、ミッドシップはドライバーのスグ後ろにエンジンが搭載されるので騒音が耳につきやすく、チェーン駆動のような、ガチャガチャした作動音が出ないことが理由で採用されたんだろうな。と想像してます。
他には、チェーンケースのように、カムを駆動する部品を密閉する必要が無いので、組み立て性が良いというメリットもあります。

そんなタイミングベルトにも、皆さんご存知の欠点がありまして。
ゴムが材料の部品の宿命で、定期的に交換しなければならないことです。

例えばF355の場合、マニュアルには4年または60,000kmの、どちらか早く到達した時に交換することになっています。
まあまず4年より前に60,000km走行することはないでしょうから、実質4年ごとの交換指定になります。

そこで多い問い合わせが、「本当はどれ位もつの?」なんですが。

万が一切れたりすると、フェラーリの場合まず間違いなくバルブが曲がるリスクがありますし、90年代前半のベルトの品質があまり良くなかった頃の話ですが、ベルトの山が飛んでしまいカムが回ってなかったテスタロッサなど、切れたら怖いという実例を作業する側から実際に見ちゃってますので。

現在ベルトの品質は、当時とは比べ物にならない位向上しているんですが、メーカーの指定を超えた案内はちょっとできませんので、
「なるべく指定サイクルで交換をお願いします。」と答えるようにしています。

他にも、ベルトが伸びてくると弊害も出ます。
ベルトが伸びると、カムの作動はバルブタイミングが遅くなる方向にずれてきます。
かなり伸びたベルトを新品に交換するだけで、エンジンの調子が良い方向に変化する位。
自動でベルトを張ったり緩めたりする機構が付いている、355以降の油圧テンショナーを使っている車種は、伸びによるカム位置のズレが大きいので、特に気を使う必要があります。

かつて355のタイベル交換は、まずはエンジンを降ろしてから作業していました。

うちの工場では、他にオイル漏れ修理などを伴わない場合限定ではありますが、作業工程の工夫でエンジン降ろさずに交換することもできます。

その方法で作業した場合、作業時間が短くて済む=工賃が抑えられるのと、オイルを一切抜かないのでオイル類の交換サイクルをベルトに合わせなくても良いというメリットもあります。
金額も、F355タイミングベルトのみ交換の場合、
¥163,000~という設定です。
定期的にやってくるタイベル交換の憂鬱を多少なりとも和らげることが出来ればと。
これからも色々工夫してみて、その成果をこちらで紹介してみたいと思います。

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